医療を支える事務の専門家

パソコンを操作する人

民間資格に挑戦可能

医療機関で職務に従事する医師は、診察や治療といった本来業務の他にもさまざまな仕事をこなしています。主なものとしてはカルテの記録や診断書の作成、学会発表用のデータ整理などがありますが、これらの業務量が増大すると、時には「本業」を圧迫してしまうことがあります。医師事務作業補助は、こうした作業の代行または補佐を担当する事務職です。医師の負担を軽減するのに役立つとして、大規模病院を中心として導入が進んでいます。医師事務作業補助の仕事に就くのに、特別な資格は必要ありません。公的な資格も存在しません。ただ、実際には多くの人が医師事務作業補助に関する民間取得を取得した後に就職を果たしています。というのもこの仕事は医学や医療制度に関する専門知識が必要であり、資格はそれらの知識を有するものとしてアピールできるからです。医師事務作業補助の資格が取れる学校は、全国にたくさんあります。医療・福祉系の専門学校に加え、各種資格スクールの中にも養成講座を設けているところがあります。中には、通信教育で学べるところもあります。インターネットの資格講座情報サイトなどで検索すると、該当の学校を探し出すことができます。学校探しをする際のコツとしては、医師事務作業補助の業務に就くのに必要な研修時間として国が示している32時間以上の受講時間が確保されているかどうかを調べることです。というのも、この基準をクリアすると医療機関が診療報酬を請求する際に医師事務作業補助者の従事分を加算できるため、多くの病院等が採用の目安としているからです。